2025/08/18 18:00

秋田は立秋を過ぎてから夜は虫達が鳴き、朝晩は随分と凌ぎやすくなりました。

白地に紅色でラブレター柄を染めてもらった浴衣に、黒い帯を締めて外出
紅花染めでも有名な
北前船で栄えた港町、山形県酒田市へ
土門拳写真美術館へ
開催中の戦後80年記念特別展を観に伺いました。
広島 , 長崎への原爆投下から80年
報道写真家として活躍した酒田市出身の土門拳と、東松照明の2人展でした。

広島や長崎の写真の後に観た
中宮寺観音菩薩半跏像面相
その微笑みに、包み込まれるようでした。
写真は勿論の事、土門の友人達による建物や彫刻など 見所が多くある場所です。
エントランスの椅子に腰かけて
8月は東北でも各地で夏まつりが行われます
お盆の終わりは、踊り手として参加している西馬音内盆踊りへ


西馬音内盆踊りは、豊作祈願と亡者踊りが融合したものではないかと伝えられています。
私の藍染衣装には「供花」という作品名がついており
母を看取ってから後のお盆は、供養をする気持ちで踊りに行っています。
(盆踊りについて詳しくは昨年の記事からどうぞ→西馬音内盆踊り2024' | 弥生屋 / オリジナル着物と和装小物

盆踊りの帰り道に買い求めるのが定番になった和菓子
今年は線香花火のモチーフも^^
世界中で連綿と続く争い
自国に居りますと、されてきた事がクローズアップされがちで、してきた事はなかなか語られませんが
日本も御多分に漏れず。
国と国で考えると、途端にどこか遠くの事のように聞こえてしまいますが
今を生きる一人として
身近な、大切な人たちの幸せを願う
それは、世界中の誰しもが願う
共通の想いであるはずですよね💌
唯一の被爆国として
平和を訴え続けていく意味の大きさも
改めて感じたお盆でした。

着用した紅色のラブレター柄はこちらです
インナーと和装小物はこちら
和菓子の下に敷いたラブレター柄の手ぬぐい


蒙霧升降(ふかききりまとう)39候 / 72候
朝夕が涼しくなり、山や小沼で深くひんやりした霧が立ち込める頃。