皆さん、いかがお過ごしでしょうか？

節目の季節ですね。

私事ですが、今年は子供の卒業や進学準備諸所と弥生屋の展示準備などが重なり

目まぐるしい日々を過ごしております。

今冬の秋田は雪が少ししか降らず暖冬だった反動でしょうか。

３月に入ってから名残雪が降って、気温も低く寒い春が続きました。

桜の開花はもう少し先のお愉しみですが、関東辺りはそろそろ開花の頃でしょうか。

そんな名残の雪と寒い春を想いながら組んだコーディネートです。

ブルーグレー色の網目模様の小紋に、雪輪と桜が描かれた名古屋帯を合わせました。

網目模様には『福を掬い取る，絡め取る』という縁起の良い意味がありますね。

帯留めは千鳥。半衿には同系色の弥生屋のラブレター柄（紅掛空色）の手ぬぐいを合わせました。

冬に降りくる白雪の美しさ

春先の溶けかけた儚い残雪は希望を感じさせてくれ

暑い季節には涼を感じさせてくれる雪輪柄

弥生屋でもオリジナルで雪輪柄の着物を制作しておりますが

今年は新しい色で染めてもらった雪輪柄の着物が加わります。

今年の展示会で実物をご覧いただけるように、準備を進めております。

又、和装にも洋装にもご活用頂ける近江ちぢみのステテコは、７色に色を増やしリニューアルします。

同生地でオリジナルの半襦袢も展開いたしますので、ご案内までもう少しお待ちください。

不安定な気候が続き、インフルエンザやコロナウイルスも流行しております。

皆さんもお身体を大事に、春を楽しんでくださいね。

↑雪輪柄のお着物はこちらです

↑反物はこちらからどうぞ

↑今回のコーディネートに使用した手ぬぐいはこちらです

桜始開（さくらはじめてひらく）11候 / 72候

各地で桜の開花が告げられ、春が到来する頃。