2025/07/02 20:20
7月・文月を迎えました。
今年も、半分が過ぎたのですね。

6月・水無月終わりの装いです。
茶の雪輪柄の綿ちりめんを浴衣として1枚で着用。
ブルーのタイシルクの半幅帯を「かたばさみ」という帯結びで
男性の帯結びでよく知られていますが、背中がフラットでシンプルな結びなので
私はすっきりさせたい時に結びます。


この日は2度目の古代エジプト美術館展へ
タッセルの帯飾りや色合いなどで、私なりにエジプト展に寄せたスタイリングにしました♡
この雪輪柄は、着用すると全身に雪が降りしきっているような
印象的な、華やかさのある柄です。
この日は28℃と、ゆかた日和
インナーは近江ちぢみのステテコ
さらさらで心地よいので、この季節欠かせないアイテムとなっています。

足元は帯のブルー系と合わせて、水色の花緒を挿げてもらった鎌倉彫の下駄

度々訪れている秋田県立近代美術館
これからの季節は朝顔のカーテンも楽しめます
花はまだまだこれから
展示の様子の一部です

人間にはない能力を持っているとして崇められていた
飛ぶことができる鳥をはじめ、動物モチーフの像も多くありました



何かのキャラクターのモデルになっていそうなシャブティ像(埋葬の際に一緒に入れられた人型の像)


まるで目に見えるものばかりが全て の世の中になっていますが
目に見えないものを恐れたり、信じる心を、失いたくないなぁ・・と3000年の巨大文明の展示を観て思ったのでした。
着用した雪輪柄はこちら
水通し済みの反物も入荷致しました
インナーの近江ちぢみのステテコ
淡色シリーズの色違い
腰紐もございます
半夏生(はんげしょうず) 30候 / 72候
薬草の半夏(からすびしゃく)が生える頃
田植えを終える目安とされました。