2024/09/10 07:59
昼間の厳しい残暑と朝晩の涼しさとの寒暖差に季節の変わり目を感じるこの頃。
車で走ると一面黄金色の田園風景を見る事が出来る、美しい季節の秋田です。

昼間は20度代後半~30度超えになる日もあるので、体感としては秋ゆかたとして1枚で着用して十分かと思うのですが
気持ちは秋に向かってわくわくしているので、衿を入れた装いに。
鉄紺色のラブレター柄着物(ゆかた兼用)に、秋の七草にも含まれる葛の花と尾花(すすき)が織り出された絽の名古屋帯を合わせました。
弥生屋の綿ちりめん着物は、春単衣や秋単衣の狭間の季節にも気持ちよく着用して頂けます。
汗ばむ心配があっても自宅でお洗濯できるのでカジュアルに楽しんで頂けたら。
昔ながらのバット染めで染めてもらった深い紺色は、生地のざらっと感と相まって、艶を感じる美しい紺色です。
秋の季語でもある、お気に入りの朝顔の団扇と共に

紺地の着物にくすんだブルーの帯と同系色に合わせると、落ち着いた印象に。

秋草柄の帯と共に登場する帯留め代わりの蜻蛉のブローチは毎年この季節の恒例^^
帯揚げは楊柳生地です。

衿元は撫子と流水が刺繍された淡いピンクベージュの絽の半衿
簪は瑪瑙です。

インナーは近江ちぢみの半襦袢とステテコの柳色をセットアップで着用しています。
同素材の白半衿があらかじめついているので、そのままでも直ぐにご着用頂けますし
お好みの半衿を上からつけて様々にもお楽しみください^^
全7色展開しており、どのお色もそれぞれに良さがあるのですが、柳色は春~秋もあわせやすく愛用しております。

腰紐は同じく近江ちぢみの留紺色
濃色の着物や浴衣の時に使用したいと制作したものです。
腰紐は着物の色と合わせると、万が一チラッと見えてしまった時も目立たず安心ですね。
近江ちぢみシリーズも綿ちりめんも天然の速乾素材なので、旅先にも大変おすすめです。
21日からの伊勢丹新宿POP UPには、新色の小物もお持ちします。
どうぞこの機会に遊びにいらしてくださいね♪
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弥生屋POP UP SHOP
「私」を愉しむ木綿着物
会期:9/21(土)~9/23(月・祝日)
10時ー午後8時 ※最終日午後6時終了
会場:伊勢丹新宿本館 本館七階 呉服プロモーション
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紹介した着物はこちら
直ぐにお召いただける仕立て上がりです。
男性用
半襦袢はこちら
セットアップで着用できるステテコ
腰紐
草露白(くさのつゆしろし) 43候 / 72候
夜間の冷え込みで、朝露が野の草花に降りて白く光るころ