2024/08/17 16:09

お盆も終わりましたが、まだまだ厳しい暑さが続きそうですね。


先日の装い。
黒地の夏着物は紗紬に観世水の紋様。
手描き友禅で染めていただいたオリジナルの半幅帯を締めました。

随分前にリサイクルで求めて寝かせておいた着物。ようやく裄出しをしました。


インナーは白菫色の近江ちぢみの半襦袢とステテコをセットアップで着用しています。
セットアップで着用しますと、見た目は長襦袢の様に着用する事ができ、太ももの汗も吸い取って快適にご着用いただけます。
夏着物はもちろんの事、単衣の時期も大変活躍してくれる上下です。
soldになってしまっている色やサイズもありますが、全7色で展開しておりますのでお好みのお色をお選びくださいね。


こちらの帯は裏面が薄紫色と墨色のぼかし染めとなっており、表面がラブレターがメインの柄。
手先~胴前~タレ先と、帯結びで様々な柄が楽しめるようにデザインしております。
まだ先になりますが、オンラインショップでもご紹介したいと思っておりますので楽しみにしていて下さい💌

頂きものの紫陽花が刺繍された帯留めにあわせて、紅い簪に紫陽花の簪を重ねました。

この日は新版画の展示を観に行って参りました。
左は小原祥邨の「石榴に鸚鵡」, 右側は伊東深水の「対鏡」です。

葉月・8月も後半~晩夏の装いも楽しみたいですね^^

インナーに着用した半襦袢とステテコはこちらです

腰紐はこちらを使用しています



寒蝉鳴(ひぐらしなく) 38候 / 72候
夏の終わりを告げるかのようにひぐらしが鳴き、寂寥感が漂う頃。