~2025'展示会情報~

2022/03/09 11:04

暖かい日が続いていたと思ったら、ふと冬日に戻ったりと

三寒四温を繰り返しながら雪国・秋田も春にむかっています。
大雪による名残の雪はまだまだ残っていますが、大分雪解けも進み、道路がすっきりとしてきました。

開催中のホワイトデー♡コラボフェアの花束からインスピレーションを受けて、コーディネートしてみました。
桃色の紬の着物に、博多織の赤い半幅帯を結びました。
着物には、ねじ梅の模様が入っているので、その中の色とリンクするように、差し色に浅黄色の帯揚げを合わせました。
帯揚げはアンティークの端切れを利用しています。


半衿には、弥生屋のラブレター柄の手ぬぐいを使用しました。
白い半衿もすっきりとして好きですが、普段着物やカジュアルに着物を着る時には、端切れや好きな布を利用して半衿で遊ぶのも愉しいですよね。
着物に合わせる帯を変えると印象が変わるように、同じ着物でも半衿を変えると随分印象が変わります。
ですがこのご時世・・・針仕事が苦手な方も多いと思います。
針と糸を使わずに、誰でも簡単に出来る半衿付けをしてみたいなぁと思っていたので、今回は安全ピンのみで半衿付けをしてみました。
~簡単に解説~
①衿の内側の中心から両端へ大体10cm感覚で留めていきます。張り気味に留めていくとたるみません。
②私はここで衿芯を当てて、表へ返します。
②衿芯を当てたまま衿の外側に折り返し、中心から両端へ布端をたるまないようにしっかり織り込みながら7cm感覚で留めていきます。
着物クリップで少し先を抑えながら留めていくとやりやすいです。(今回布巾ぎりぎりだったので折り込んでおりません。)
結果、問題なく着用できましたよ。
安全ピンで半衿付け、もし良ければお試しくださいね。

インスピレーションをもらった花束はこちら。
絶妙な赤のグラデーションにうっとり。
可愛らしくもあり、同時に凛とした艶やかさもある。
弥生屋の理想の女性像です。

今回着物を着用する時に、弥生屋オリジナルの近江ちぢみの腰紐を使用しました。
淡い水色が美しい今年の新色です。
着物にブルー系の模様が入っているので、さり気なくリンク♡
見えない所ですが、綺麗な色の和小物を身に着けると気持ちが上がりますね。
着物やゆかたに合わせた色をセレクトするのも愉しいですよ。
こちらは弥生屋の展示会で早々と完売の人気商品。
今年はオンライン先行販売致します。
是非、チェックしてみてくださいね。


桃始笑(ももはじめてさく) 8候 / 72候
桃の花が咲き始める頃。
昔は花が咲くことを「笑う」と表現した。